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脳疲労は想像以上に危険だった…「脳炎症を今すぐ止める方法」

脳疲労は想像以上に危険だった…「脳炎症を今すぐ止める方法」

「脳疲労でもう何もできない!」などといった状態がしばらく続いてしまっているようなこと、あなたにはありませんか?

 

脳疲労の原因は脳炎症であると分かってきており、放置すると精神疾患や認知機能の低下などが進む可能性もあるので「一刻も早く」その状態に向き合いましょう。

 

「脳疲労の原因が脳炎症?確かに慢性疲労はあるけれどそんなまさか…」などと過信せず、それがいったいどんな事なのかまずは試しにその原因やメカニズムからご覧になってみてはいかがでしょうか?

脳疲労・脳炎症

 

脳疲労の原因と脳炎症

 

ビタミンをはじめとした栄養も摂っているし、睡眠時間も確保している、なのに朝の重だるさがいつまでたっても改善されず、原因不明の慢性疲労が半年以上続いているような状態、思い当たる節はありませんか?

 

この原因不明の慢性疲労は、肉体的な疲れ・人間関係の疲れ・仕事の疲れなどあらゆる疲労が「脳の過度なストレス」となり、脳が「疲れが取れない」と錯覚している状態です。

 

ごく最近になってこの脳疲労の原因が「脳炎症」であるとわかってきました。
強力な破壊力を持った活性酸素が脳細胞にダメージを与え、炎症を引き起こしているのです。

 

一日中パソコンに向かっているビジネスマンの脳疲労を考えてみましょう。

 

パソコンに向かうビジネスマンの脳疲労って?

 

スクリーンにずっと視線を傾け、何かを思い出したり(記憶)、仕事の遂行に必要な判断計算をしたり、適切な言葉(言語)を選んだり…これら青い文字は全て認知能力を示しており、パソコンに一日向かってデスクワークするビジネスマンは「認知機能(大脳新皮質)」をずっと使い続けていますね。

 

大脳新皮質を使い続けると、本能の座・大脳辺縁系(※)周辺は「疲れた、休みたい」と言わんばかりに炎症を起こします。

 

言ってみれば理性を使いすぎて、本能が「休もうよ」と悲鳴を上げている状態が脳疲労。大脳新皮質と大脳辺縁系は互いに助け合っているのです。

 

 

疲れが取れないくらいで病院に行くのもおかしい気がするし、これと言って脳疲労に策が無いままだったかもしれません。

かし「脳が炎症を起こしている」と聞いて、さすがにまずいと冷や汗をかく思いがしますし、脳疲労を放っておくと、次のようなリスクを負います。

 

※大脳辺縁系には扁桃体(快楽の情動を表出させる)、海馬(長期記憶の場)、視床(自律神経の司令塔)が含まれる
この他、脳炎症は中脳や橋でも起きている。

 

 

脳疲労を放置するリスク

 

半年以上の過度なストレスを放置しておくと、心身はストレスに対抗する戦闘モードに疲れてしまい、下のような「本当にギブアップ」の状態になりかねません。

  • 認知機能の低下(物忘れ、記憶力低下、意識散漫、遂行・言語・判断・計算能力の低下)
  • うつ(やる気が起きない、意欲低下、不眠、食欲低下)
  • 自律神経失調症(不眠、イライラ、不安、過敏性腸症候群など)

 

脳疲労を放置したままで「会社に向かう気力もないし、朝起き上がれない」などとなるのは目に見えているでしょう。

 

すると昇進のチャンスやお子さんの成長を見届ける楽しみは…脳疲労を放っておいたら大切な時間を失いかねません…

 

文科省疲労研究班の調べによると、脳疲労の数は3000万人におよび、その経済的なロスは1.2兆円に達すると言います。
それらのロスは「脳疲労がたまって会社に行くこともできず、重要な人材の働き分が減った蓄積」といってもおかしくありません。

 

脳疲労がなかなか取れず、体の疲れもずっと取れていないような気がする。

 

そんなときはちょっと立ち止まって脳疲労をおこしてしまった自分自身を労わってあげる必要がありそうです。

 

脳疲労は何かに気付いてほしくて疲れのサインを出し続けているのですから。

 

慢性疲労

 

 

脳関門と呼ばれる難関

 

脳は人間の大切な臓器であり、容易に異物やウイルスが侵入しないように「脳関門」が関所の役割を果たしています。

 

血液⇆脳関門⇆脳へ物質が至るプロセスでは、常に脳関門が「脳に必要な物質かどうか」を調整しており、薬・人が自らつくり出しているホルモンさえも制御の対象になります。

 

脳の栄養とされるブドウ糖や酸素または脂溶性のビタミン以外、分子量500超の物質は脳関門の制御を受けて脳への侵入が許されないのです。

 

つまり…脳関門という名の難関をくぐって脳疲労の対策として送り届ける物質など「奇跡に近い」ということ。

 

 

脳疲労を助けるために:血流にのって脳関門を通過する物質

 

脳疲労を助ける物質は脳関門を通過する物質または元素(*)でないと役に立ちません。

 

いくら疲労にいいとされる物質があっても、脳関門位弾かれてしまえば脳内で作用せずに終わるだけですからね。

 

ここでは一般的に誰もが試しやすいであろう汎用性の高い対策をエビデンスが確かな順に挙げてみましょう。

 

 

DHAとEPA:脳疲労への効果とその確証性レベル★★★★★

 

魚類に含まれるDHAとEPAを老齢ラットにDHAを投与すると、脳内のDHA量が増え、かつ脳炎症の結果として形成される過酸化脂質(※)が減ると言います。※脳の大部分は脂質でできており、脳疲労によって酸化の影響を受ける

 

DHAやEPAは消費者庁が「心血管疾患リスク低減」および「血中中性脂肪低下作用」に有用として認めたAランクの格付けを持っており、脳疲労ケアのほかに生活習慣病のケアも同時に行える点も中年世代に有用です。
(具体的にはコレステロールや中性脂肪の蓄積予防)

 

また長期記憶を司る海馬のDHA量が増えたことにより過酸化脂質の量が減ると、以下のように記憶のエラーが減るのがわかります。

 

脳疲労

出典:島根大学 橋本道男教授

 

脳に何らかの情報を送る脳の装置をニューロンと呼び、それはノルアドレナリンやドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質を運んで「楽しい」「嬉しい」「仕事にやる気が出る」などの感情をつくり出します。

 

ニューロンの細胞膜にはDHAやEPAが含まれており、これらが脳疲労によってダメージを受けると感情をつくり出すこともままならず、仕事にやる気が起こらないなどの「意欲低下」が起きるのですね。

 

魚類が新鮮なうちにDHAやEPAを摂取できればいいのですが、この2つは極めて酸化が速いのがネック

 

酸化するとかえって脳疲労に逆効果になりますので、「脳関門」を通過させるまで極力酸化を防ぐのが望ましいでしょう。

 

 

アスタキサンチン:脳疲労への効果とその確証性レベル★★★★

 

激流があろうと生まれた川に必ず戻るサケの秘密は、「疲れた身にさらにダメージを与える活性酸素を除去する強力な抗酸化物質:アスタキサンチン」にあります。

 

アスタキサンチンは脳疲労と肉体疲労のいずれもケアできるとして明らかになっており※、確かなエビデンスを元に精神と肉体の疲労ケアが一石二鳥でできる貴重な成分と言えます。

 

もともとは写真を劣化させない技術として抗酸化物質であるアスタキサンチンが活用されてきましたが、それにとどまらずエイジングケアや医療用、および脳疲労の緩和にも役立つとわかってきました。

 

ここでは脳疲労をメインにお話ししていますが、心身両面位働きかけるアスタキサンチンを活用すると全身の劣化・老化防止になり疾患に強い体つくりにも繋がります。

 

※臨床医薬32巻7号 本江信子 日常生活を想定した精神および肉体の両面に対するアスタキサンチンの抗疲労効果に関するランダム化比較試験

 

 

イミダペプチド:脳疲労への効果とその確証性レベル★★~★★★

 

「何万キロ空を飛んでも疲れない渡り鳥の羽の付け根」をヒントに、鳥の羽に存在するイミダペプチドというアミノ酸が慢性疲労ケアに役立られるようになりました。

 

イミダペプチドは産官連携の大規模な研究により「慢性疲労が起きる体内の活性酸素を消去する」としてのお墨付きがある有効成分です。

 

DHA・EPA、アスタキサンチンの抗酸化作用と比べてイミダペプチドの効果や弱目ですが、前3者と比べて次のように異なる作用と持っており、なお慢性疲労に有用かと思われます。

 

私たちの自律神経にもイミダペプチドを生産する場所があり、食品としてイミダペプチドを摂取するとその生産が体内で促され、最少単位のアミノ酸へと分解されて脳関門を通過します。

 

イミダペプチドは8時間も抗酸化作用を保つので、長時間脳の疲れを回避したいビジネスマンにはうってつけの抗酸化成分になりえるでしょう。

 

DHAやEPA、アスタキサンチンほど抗酸化力はないけれど「長時間の集中」を要する場合にイミダペプチドが役に立つのですね。

 

国がかかわる格式高い実証がベースとなっている成分ですので安心して摂取し続けられそうです。

 

眠っても取れない疲れの原因が脳の炎症と聞いて驚かれたと思います。脳疲労の実態は活性酸素が脳細胞を破壊した結果発生する炎症反応です。

 

活性酸素の厄介な点は「ストレスを好む性質」。

 

人間ストレスを感じると頭に血がぼったり血圧が上がったりしますね。それで一瞬緊張がほぐれると停滞していた血液が一気に流れが良くなる。そしてまた別なストレス要因がやって来る…の繰り返し。

 

活性酸素はこの「血液が止まっていっきに流れ出す」のリズムを異常なほど好む性質があり、脳疲労にストレスあり、かつ活性酸素ももれなく一緒についてくる図式がお決まりのパターンなのです。※再灌流と呼ぶ

 

好きでストレスをためているわけではないので、脳疲労といういかんともしがたい状態になるのでしょう。

 

脳疲労を効果的にケアするには上の3つが凝縮さえたサプリメントがございます。

 

 

脳疲労を助けるおすすめのサプリメントおよびドリンク

 

脳疲労で脳を炎症させるだなんて、考えると恐ろしいものです。一時の脳の酷使があとあとまでに付けがまわり、将来的に起こりえる損失を考えるときりが無い…

 

上で挙げた脳疲労への効果とその確証性レベルは全て「堅い実証」ばかり。これらを活用して今すぐ脳疲労ケアされてみてはいかがでしょうか。下記におすすめの脳疲労を助けるサプリメントおよびドリンクを挙げていますので、気になるものをクリックしてみて下さい。

 

 

DHA・EPA

 

こちらはトクホのDHA・EPA。

 

 

 

アスタキサンチン

 

こちらはアスタキサンチンのほかにDHA・EPAが配合されたタイプ。

 

アスタキサンチン

 

イミダペプチド

 

産官学プロジェクトから生まれた脳疲労軽減ドリンクイミダペプチド。

 

 

プラスαで取り組みたい脳疲労から抜け出すための一日【保存版】

 

脳疲労は、仕事が単調になる、または同じ脳の部分を使いすぎて負荷がかかり「脳が飽きている状態」です。

 

ですから「この仕事ちょっと飽きちゃったな」とか「仕事効率が下がった」と感じたりする瞬間は、脳がそれ以上を望んでいない証拠です。

 

ここではオフィスで働くビジネスマンが脳を酷使せずに済む一日の管理法をご紹介します。

 

午前10時

 

パソコンから1時間に1度は離れる

 

パソコン

 

パソコンは今のビジネスに欠かせないアイテムですが、一点だけを見つめて作業するのはかなり能に負担をかけているんですね。
一度パソコンに向かって集中したら1時間に1度は別な仕事をするなどして脳疲労のケアをするのがおすすめです。
デスク周りを掃除したり、書類の整理をして手を動かしたり、別部署に書類を出しに行ったり顔を出したり、一日のうちに何度か別な業務を入れて脳疲労ケアをしてみてはいかがでしょうか。

 

 

正午

正午の休憩

 

ベンチ

 

脳疲労には「風」「外の新鮮な空気」「程よい太陽の光」「季節の植物の匂い」など環境の変化を感じられる外出がおすすめです。

 

冒頭から登場するオフィスワークのビジネスマンの例だと、パソコンをずっと見つめて視界も変わらなければ一定に保たれているエアコンなども「変化のない環境」として脳疲労を助長しています。

 

体はゆらぎのあるリズムにリラックスすると言われ、風に当たったり鳥のさえずりをきくなど正午の休憩時の使い方を工夫するのもよさそうですね。

 

夕刻

飲み物

 

喉をうるおすだけでなく、お気に入りの飲み物でリフレッシュするのも脳疲労のケアに役立ちます。
以下メリットデメリットを理解してうまくリフレッシュするといいでしょう。

 

①脳疲労で低下した脳血流対策に水分補給

 

  • 緑茶:カフェインを含むが、カテキンによる活性酸素の除去効果が高い。
  • イチョウのハーブティ:脳血流を促し、認知機能低下をケアする。
  • 白湯:体を冷やさず自律神経や胃腸の調子も整える。

 

脳疲労

 

②飽くまで擬似的な脳疲労の回復

  • コーヒー
  • 栄養ドリンク
  • チョコレート

 

カフェインは一時的な脳の一時的な覚醒になり、脳疲労にも役立ちます。
また甘いものは脳に報酬を与え、一時的に脳疲労をケアします。

 

夜

 

好きに食べるVSヘルシー

 

「脳疲労を緩和する食事」の考えはさまざま。

 

「好きなものを好きなだけ食べる場合」と「胃腸に負担をかけないように動物性油脂を避けてヘルシーにする場合」と両極な考えがあるんですね。

 

人間は油っぽい食事や糖質を摂取すると「幸せ」だと感じる生き物のようですので食事から得られる幸福感が脳疲労を癒すのであればそれでいいと思います。

 

一例として疲労に役立つと言われる成分と食品を挙げてみましょう。

  • クエン酸:黒酢、梅干しなどに含まれ、肉体の疲労物質の除去に効果がある
  • クルクミン:カレーのパウダーに含まれる黄色の色素で、認知機能ケアに役立つ
  • トリプトファン:大豆や卵に含まれるアミノ酸の一種で、快楽物質セロトニンの材料になる

 

また、「疲れも何もかも忘れたい!」とアルコールを摂取したくなる気持ちもわからなくないのですが、アルコールは脳疲労を助長させるのでほどほどにしたいですね。

 

 

 

運動

 

ヨガ

 

脳疲労の原因は何も精神的な疲れだけでなく、肉体の疲れも脳ストレスになるうるとお伝えしました。

 

脳疲労のケアには肉体を酷使する激しい運動よりは、以下のようなものがおすすめです。

 

  • ウオーキング
  • ヨガ
  • ピラティス
  • ストレッチ

 

この中でも、脳疲労に効果的とされているストレッチに関する動画を下記でご紹介します。

 

脳疲労に効果的なホメオストレッチ

 

これは体幹を意識したホメオストレッチで、自律神経の刺激になり体の恒常性(ホメオスタシス)のバランス回復に有用だと言います。

 

 

五感感覚を呼び起こす

 

スピードが命の現代社会に生きているとスピード至上主義になり、「太古から変わらない人間の身体機能と五感感覚」のバランスを欠くことが多くなるようです。

 

以下の五感感覚を呼び覚ますセラピーを意識的に取り入れるのもよいでしょう。

 

  • 視覚;芸術に触れる、緑の多い自然に触れて視覚で楽しむ
  • 嗅覚:大脳に0.15秒で香りの情報が伝わり、「一瞬で」神経をほぐす
  • 聴覚:波やせせらぎなどゆらぎの音を聞くとリラックス効果が高まる

    ※youtubeなどでもOK

  • 触覚:トリートメントを受る、ドライブで風を感じるなど皮膚感覚を刺激する
  • 味覚:前述のとおり

 

スピードの中で生きていると、これらの五感感覚を呼び起こすようなワークが「無駄」と思えるかもしれません。しかし意外に効果があります。

 

 

まとめ:脳疲労を今すぐ止めて本来の自分に戻る

 

脳疲労が絶えない状態って、本当はしんどいはずです。

 

長い人生の中の一時にほんの一瞬立ち止まって脳疲労ケアすることは、長持ちする体の基礎をつくります。脳炎症を今すぐ止め、静かに情熱を燃やし続けたほうがきっと長持ちするはずなんですね^^♪

 

脳が炎症を起こしているくらいですから「相当頭に負荷をかけてしまっていた」事に他ならないんです。脳のサインに気付き、適宜体が欲する休息を与えてあげましょう。

 

脳疲労ケアがうまく行きますよう健闘を祈っております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参考文献
島根大学 橋本道男教授 ドコサヘキサエンサンによる脳機能改善作用と神経疾患への応用
理化学研究所 脳炎症 on Journal of nature medicine