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アンチエイジング

リンクルリフトディープレチノホワイトの抗しわ・シミ効果

リンクルリフトディープレチノホワイトが2017年11月1日に発売されました。注目のエイジングケア成分レチノールと美白成分4MSKでこれまでになかったスキンケアが可能になります。

 

リンクルリフトディープレチノホワイト

 

ほとんどスキンケアが必要なかった「ハリも艶もいい10代」を過ぎ、加齢とともにさまざまな肌悩みが併発する中で、しわとシミに関しては「年齢的に仕方ない」と諦めて共存しているケースが圧倒的に多いのではないでしょうか。

 

しかしエイジングサインが刻まれつつある世代の女性達は、お肌に本当に何が起こっているのかを正確に知っている人は少ないはずです。

 

ここではリンクルリフトディープレチノホワイトに期待できる効果を、注目のエイジングケア成分レチノールと美白成分4MSKに焦点を当てて解説するとともに、加齢とともに訪れるシワやシミの根本的原因を提示します。

 

 

リンクルリフトディープレチノホワイトとは?

 

資生堂から発売されたバイタルパーフェクションシリーズ リンクルリフトディープレチノホワイトは、女優宮沢りえさんがキャラクターとなっており、CMを思わず見入ってしまう魅力があります。

 

資生堂のしわプロジェクトから生まれたバイタルパフェクションシリーズの中でしわと美白ケアを同時に叶える位置付けのコスメです。

 

強烈なインパクトで発売されたリンクルリフトディープレチノホワイトの抗しわ・美白効果を支えるのは「レチノールと4MSKの掛け合わせ」によるもの。

 

 

ここではそれらが「しわとシミができるお肌の共通点:古い細胞のだぶつき」にアプローチできる点に注目したいです。

 

お肌の細胞が生まれて皮膚から剥がれ落ちるまでをターンオーバー呼びますが、しわとシミができやすいお肌はちょうとこのターンオーバーを遅らせる要因が潜んでいる場合が多いからです(※)
※硫酸コレステロールの働きが強いとターンオーバーが遅延する

 

資生堂のリンクルリフトディープレチノホワイトとは、古い細胞のだぶつきを薬用成分によって排出を促し、抗しわと美白効果を効果的に高めるようにプログラムされた化粧品なのですね。

 

まずはじめにリンクルリフトディープレチノホワイトの抗しわ。美白効果の軸となっているレチノールと4MSKの効果について解説します。

 

 

リンクルリフトディープレチノホワイトがしわやシミの排出に効果的な理由

 

リンクルリフトディープレチノホワイトがしわやシミに効果的と考えられる主な理由は以下の2つの有効成分にあります。

 

 

 

それでは資生堂のリンクルリフトディープレチノホワイトを知るためにまずはレチノールの概要を解説します。

 

 

レチノール

 

レチノールの概要に関してお伝えするのは3点。

 

  • ビタミンAの一種
  • 効果
  • 注意点・メリット・デメリット

 

 

レチノールによるスキンケアは局所にビタミンAを効かせる点が肝

 

レチノールはビタミンAの一種であり、良く知られている例ではβカロチン(別名プロビタミンA)が挙げられます。

 

緑黄色野菜などから摂取できるβカロテンなどで美肌の土台をコツコツつくりあげることは大切なのですが、βカロテンでの腸管吸収効率は1/12程度、食物から摂取したβカロテンが必ずしも皮膚に活用されるわけではないと言う制限が付いて回ります。

 

しわ・シミが気になり始めた場合には腸管からの吸収よりも皮膚からレチノールを効かせると効率が上がると見込めるでしょう。

 

局所にレチノールを効かせて「改善したいしわやシミやに直接有効成分を送り届ける」のが化粧品によるスキンケアの肝です。

 

 

レチノールの効果

 

レチノールはお肌の中で代謝を経てレチナール→レチノイン酸になった形で効果を発揮します。

 

具体的にはレチノールに結合する性質を持つタンパク質(RBP)がその運搬を担い、かつ体内に貯蔵したり代謝過程に影響を及ぼしたりして、以下のような働きをします。

 

レチノールのお肌への効果

  • ターンオーバー
  • コラーゲンとエラスチンの生合成のサポート
  • 皮脂の分泌の抑制
  • ヒアルロン酸を増やしてお肌にみずみずしさを与え、しわのケアに役立つ
  • 紫外線からのダメージを抑制

 

加齢によってターンオーバーが落ちたお肌はターンオーバーを遅らせる硫酸コレステロールが蓄積しているケースが多いですが、レチノールをお肌に塗布すると硫酸コレステロールの排出を促進させる効果が見込めるので、上のような総合的な効果が相まってシミ・しわの細胞を排出する助けになるのです。

 

 

レチノールを使用する際のメリット・デメリット

 

レチノール入り化粧品でスキンケアするメリット

 

スキンケアでレチノールを活用するメリットしては、目的の局所に塗布して効果を効かせる点にあります。

 

食事から摂取するビタミンAはエイジングの予防や現状維持として日々摂取するには大変有効ですが、必ずしも皮膚に活用されるとは限らないので「効率的な事後的ケア」としてはそれほど多くを期待できないと言えるでしょう。

 

レチノールを化粧品として活用するデメリット

 

レチノールのデメリットとそれに対する対策として以下の点が挙げられます。

 

  • 酸化しやすい⇔抗酸化物質ビタミンEを添加することで酸化を抑制できる
  • 一般的には紫外線に弱い⇔日中は日焼け止めを併用するとデメリットをカバーでき、夜用ケアとして活用するのもよい

※リンクルリフトディープレチノホワイトはビタミンEの一種酢酸DL-α-トコフェロールが配合され、かつ日中使用しても問題ない

 

  • 副作用:緩和なアレルギー作用がある

乾燥を感じやすい
痒み・赤み・刺激を誘発しやすい

 

レチノールは体内に吸収されてレチナール、レチノイン酸と変化し、レチノイン酸の形になって前述の効果が期待できるとされていますが、レチノイン酸は効果が強いがゆえに無理やり肌を代謝させるような使い方になりがち。

 

医薬品としての扱いになるレチノイン酸は化粧品に含有させることはできず、私達一般女性が化粧品として高い抗しわ効果と安全性を期待できる成分はレチノールの形が一番適切です。

 

またレチノールであっても化粧品として安全に使用できる濃度は限られており、現在は0.1%以下とされています。

 

かつては高めの濃度でレチノール入りの化粧品が販売され、皮膚障害が相次ぎ回収されたケースもありますので、レチノールの取り扱いは検証を繰り返された高品質商品である事が前提だと言えるでしょう。

 

 

以上が資生堂リンクルリフトディープレチノホワイトに含まれる有効成分レチノールの概要です。

 

効果が高いゆえに、レチノールに関して正しい知識で活用する必要があるのがお分かり頂けたかと思います。

 

 

4MSK

 

4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)とは資生堂が発明、厚生労働省が認める医薬部外品指定成分です。

 

以下資生堂による説明を転載します。

4MSKに期待できる効果

  1. 酵素チロシナーゼの活性とメラニン生成を抑制
  2. シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用
  3. 溜まったメラニンを排出する

~資生堂シミ予防研究所より~

 

医薬部外品として指定される美白系成分はいくつかありますが、4MSKに関して言えば角化プロセスの乱れにアプローチする点にあるでしょう。

 

チロシナーゼが活性化されてメラニンの生成が加速するのを抑制する美白効果を簡潔に解説した後、角化プロセスの乱れに作用する4MSKのメカニズムの詳細を解説します。

 

Memo チロシナーゼの活性を抑制してメラニンをつくらせない美白のアプローチ

シミの元となっているメラニン色素はメラニン合成の場メラノサイトで酵素チロシナーゼの影響を受けて生成されています。
従来までの美白化粧品は「メラニンはどのように生成されるのか、メラニン合成の場メラノサイトを刺激する要因は何か?」に焦点を当てた考えのもとに考えられていました。
これらのアプローチをする美白成分の例はビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸などが挙げられます。
どれも効果が見込める有効成分と考えられていますが、これらの美白成分によるスキンケアでも消えないシミがある経験をお持ちの方もいるでしょう。
だから「美白ケアは結局難しいし、シミは簡単に消えない」といった固定概念が付いてしまいがちでした。
資生堂が開発した美白成分4MSKはこれまでのメラニンにフォーカスする美白のほかに、メラノサイトが存在する基底膜に焦点を当て、「基底膜の不調」をケアしてシミを排出アプローチを生み出したのです。

 

 

4MSKの”へたれ基底膜”にアプローチしてシミの細胞を排出するメカニズム

 

基底膜は表皮と真皮の間を取り持つ重要な役割を果たしています。

 

真皮はコラーゲンやプロテオグリカンなどの成分でつくられ、ハリや弾力のあるお肌を保つために“お肌の土台”を形成しています。真皮層には血管が存在し、血管をとおってきた栄養素や代謝物は基底膜を通して表皮に受け渡されています。表皮は外界と皮膚内の境界にあり、うるおいを保つ事で紫外線などの刺激からお肌を守るバリア機能の役割を担っています。基底膜はこれら表皮と真皮の間に存在して両者を「接合」する役割を担っているのです。

 

基底膜

A

 

しかしここに紫外線による影響で基底膜を破壊する酵素が分泌されると、基底膜は正常な働きを行えず、以下の2つの障害が起こりやすくなります。

 

基底膜のダメージ

B

 

基底膜のダメージによるしみ・シワの発現

  • シミの細胞が停滞しやすくなる(ターンオーバーの遅延)
  • 基底膜が地盤沈下のようになり、その上の表皮も一緒に沈み込んで見た目にシワとなって表れる

 

また紫外線だけでなく加齢により表皮と真皮の結合が弱まり、基底膜を形成しているコラーゲンやラミニンが過剰生成されて肥厚する場合もあります。この場合は基底膜の肥厚により真皮からの栄養素や代謝物が表皮にスムースに受け渡されなくなり、結果表皮がざらついたり、うるおいを失ったりするなど美肌から遠ざかっていくのです。

 

4MSKはこれらの加齢にともなっておこりやすくなる基底膜のトラブルに作用し(基底膜の角化の乱れへアプローチ)、かつ前述のチロシナーゼの活性を抑制してメラニンの生成を阻害するアプローチをするので、頑固なシミやシワにも効果が期待できると考えられているのです。

 

加齢とともに起こりやすくなるシミしわの増加・ざらつきや乾燥(基底膜の不調による表皮のトラブル)が、4MSKの美白作用と基底膜の角化への働きかけ、そしてレチノールのターンオーバー促進作用でケアできるのがリンクルリフトディープレチノホワイトです。

 

 

資生堂のバイタルパーフェクションシリーズ リンクルリフトディープレチノホワイトに配合される有効成分2種を解説してきました。

 

 

次は同じ資生堂のエリクシールエンリッチドリンクルクリームと比較しながらリンクルリフトディープレチノホワイトを検証します。

 

 

レチノール配合のエリクシールエンリッチドリンクルクリームVSリンクルリフトディープレチノホワイト4

 

エリクシールエンリッチクリーム

資生堂エリクシールエンリッチクリーム

 

実はリンクルリフトディープレチノホワイト4の発売よりもおよそ4月前に、同じ資生堂からレチノールを配合したエリクシールエンリッチドリンクルクリームが発売されています。
いずれもレチノールが配合されており似通った感は否めませんが、有効成分が配合されている意図から以下のように考えられます。

 

 

エリクシールエンリッチド

リンクルクリーム

リンクルリフト

ディープレチノホワイト4

有効成分
  • レチノール
  • (酢酸DL-α-トコフェロール酸化防止)
  • レチノール
  • 4MSK
  • >酢酸DL-α-トコフェロール(酸化防止)
第三者による評価 日本香粧品学会による抗シワ製品評価ガイドラインで、9週間でシワを改善ずる効果が認められる シワ改善・美白効果
項目1

商品価格:6264>円

内容量:15g


商品価格:12960円

 

いずれも劣化しやすいレチノールを安定的に保つため、容易に酸化しないような特殊な容器になっており、この容器を含めて上のような認可が下りたとのこと。

 

有効成分、内容量、価格を比較すると単純に美白成分4MSKが多く含有されるリンクルリフトディープレチノホワイトが倍の価格になっています。効果が増えた分だけ相応の価格になっていると考えられそうです。

 

シミも美白も同時に叶えたい場合はリンクルリフトディープレチノホワイトがよさそうだとわかります。

 

 

加齢で起きるしわとシミが起きる本当の原因

 

リンクルリフトディープレチノホワイトは「基底膜がダメージを負って正常な働きができなっているから、しわが発生、シミが停滞している」といった点に焦点を当てている化粧品です。

 

ここからは加齢で起きるしわやシミが起きる根本的な原因を提示し、いかにしわやシミを新しくつくらず、かつ既にできてしまった加齢サインを改善して行くかの考え方を共有します。

 

 

そもそも加齢は経年劣化ではなく「酸化現象」である

 

お肌が加齢によってうるおいや透明感を失ってしわやシミが増えてしまうのは、「年齢的な問題」ではありません。

 

若いころは紫外線を多少浴びてもすぐにリカバリできていましたが、都度起こるダメージを都度除去しきれなくなって蓄積している、それが加齢の正体。

 

カットしたリンゴが酸化の影響を受けて赤くなっていくのと同様に、加齢はお肌が酸素と結びついて正常な働きを失いつつある状態です。

 

紫外線照射で発生する活性酸素の影響で、お肌の正常な状態を決定づけている真皮層が崩れ始めます。

 

真皮層は基底膜を通して肌表面に栄養や代謝物を受け渡していますので、真皮層が活性酸素によってダメージを受けていると健康的なお肌を保つ土台がなし崩しになっていきます。

 

これを生活習慣の中で予防するには、次のように抗酸化物質を常日頃摂取し、ストレスを溜め込まず、体の巡りをよくしておくことです。

 

美肌を決定付ける3つの要素

 

抗酸化物質

紫外線にさらされると、紫外線のダメージからお肌を守るべくメラニン色素がつくられます。
つまりシミが形成されるのはもともとお肌の自己防衛反応と言えます。
ダメージが発生している際に、皮膚の中では大量の活性酸素が発生して皮膚にダメージを与えていますので、常日頃活性酸素を除去できる抗酸化物質:ビタミン類などが有用と言われるゆえんです。

 

ストレスフリー

活性酸素が発生するもう一つの大きな要因がストレス。
ストレス過多になるとお肌の調子の悪さを感じた経験を持つ方は多いと思いますが、活性酸素が肌内部にダメージを与えている状態ですので、見た目にも透明感やうるおいを失ったように見えるのでしょう。
ストレスをため込まないために、リセットケアとして十分な睡眠を確保するのがおすすめです。

 

体の巡り

活性酸素が発生するもう一つの要因が、血流が停滞した後にいっきに流れだすという状態(虚血再灌流と呼ぶ)。
「止まって流れて」のリズムは活性酸素の好発条件なのです。
ストレス過多だと血流が低下して冷えも発生しやすくなりますが、活性酸素が生成されやすくなる環境とも言えますので、めぐりを意識したヘルスケアを心がけて加齢の根本原因を考える必要があるでしょう。

 

 

とは言え、既にできてしまったしわやシミを逆戻りしてなかった事にできるわけではありません。
ですから、リンクルリフトディープレチノホワイトのような有用な化粧品を活用するのも意味があるのです。

 

 

まとめ:しわとシミには日頃の予防と”すぐ対処”を

 

リンクルリフトディープレチノホワイトは、魔法のクリームではありません。

 

しかしお伝えしてきました通り、化粧品科学の結晶が詰まった可能性あふれるアイテムであることに変わりありません。

 

気になった方は下記をクリックして詳細をご覧ください。

 

 

A・B:出典は再春館製薬