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脳梗塞の再発予防 | 危険因子をある一つの考え方で管理する方法

脳梗塞の再発予防 | 危険要因をある一つの考え方で管理する方法

 

脳梗塞の再発予防では血圧、血糖値、中性脂肪やコレステロール値など脳梗塞の再発危険要因となる数値を基準値内にコントロールする生活習慣が最重要になります。

 

ここでは医師から決して語られることのない「脳梗塞の再発危険要因の一括でコントロールする安全な方法」を解説します。

 

もしあなたが脳梗塞の再発予防に関してご自身・ご家族に役立てたい場合はご参考ください。

 

 

 

退院後脳梗塞の再発危険要因を「たった一つの考え方でコントロールする方法」

 

脳梗塞を発症した人は医師から血圧、血糖値、中性脂肪、コレステロール値のコントロールの重要性をお話しされていると思います。

 

一方でそれらがどう関連しあっているのかは残念ながらあまり知られていません。

 

脳梗塞の危険要因となるのは動脈硬化症であり、それを進ませるのが高血圧、高血糖、脂質異常症です。

 

これら3つがなぜ同時に脳梗塞の危険要因となるのかはアディポネクチンと呼ばれるホルモンによって説明が付きます。

 

アディポネクチンが不足すると下記の図のように脳梗塞の危険要因のドミノが起こり始めるのです。

 

アディポネクチン

 

アディポネクチンは下記のように脂肪の燃焼や中性脂肪の減少、そしてインスリンの抵抗性を改善しており、かつ動脈硬化症の致命的な危険要因である血管のダメージを修復するなど脳梗塞の再発予防に重要な役割を果たしているのです。

 

アディポネクチンの作用

血糖値 インスリン受容体が不要な糖取り込みを促す
インスリン受容体の感受性を向上させる
AMPキナーゼを活性化させてインスリン受容体の感受性を向上させる
ブドウ糖を減らす
脂肪 脂肪酸の燃焼を促す
動脈硬化事態を抑制

血管

 

 

活性酸素の消去にかかわり、血管の炎症を抑制
血管のダメージを抑制
血管を拡張し、血流をスムースにする
その他 腫瘍細胞増殖の抑制

 

アディポネクチンは脂肪細胞に特徴的なホルモンであり、主に肝臓や骨格筋内で作用をもたらします。

 

しかしながらアディポネクチンは中性脂肪が増えると減少するし、人によって持っているアディポネクチンの量は異なります。つまり役に立ってほしいときにアディポネクチンは効果を発揮しないし、個人差があるわけです。

 

しかしアディポネクチンを増やすように促す方法はあります。

 

 

ここでアディポネクチンを増やす方法として「アディポネクチンを増やすように促す成分」を挙げてみましょう。

 

アディポネクチンを増やす成分

多く含む成分

100g中の含有成分

βコングリシニン 大豆、豆腐など 豆腐で1.6g
オスモチン トマト、ジャガイモなど トマトで89μg
EPA 鮭、青身の魚 150㎎程度
レビノチン シークワサー
  • 果皮:82㎎
  • 果汁:2.5㎎

 

食品から有効成分を摂取しようとする場合に必要になる量を想定してみましょう。米国FDA(日本の厚生労働省のような位置づけ機関)では大豆たんぱくを一日25g摂取するように推奨しています。

 

仮にこの条件で豆腐、大豆たんぱく、βコングリシニンの量的関係を試算するならば下記のとおり。

 

アディポネクチンを促すための豆腐の適量はどのくらい?

 

βコングリシニン5g/大豆たんぱく25g/豆腐300g

 

食品中に含有される有効成分がアディポネクチンを促す一定量に達すれば脳梗塞の予防として適切ではありますが、上の表のとおり有効成分の含有量はそれほど多くありません。

 

一定量を摂取しようとすると一日お豆腐1丁を摂取していくという少々難しい壁にぶち当たります。

 

私のサロンのお客様でも、アディポネクチンを増やす成分を過不足なく摂取したほうが安心できるとおっしゃっており、下記のサプリメントを飲まれて動脈硬化症の危険要因を改善した方がいらっしゃいます。
よかったらご覧になってみてくださいね。

 

アディポネクチン分泌促進サプリの効果

アディポネクチン分泌促進サプリメントを摂取した場合のビフォアアアフター

 

 

コレステロールと血圧の補足

 

アディポネクチンがインスリン抵抗性を改善、脂質の燃焼や血管の修復にかかわる点に関して詳細をお伝えしましたが、補足としてコレステロールや血圧についての考え方をもう少し解説します。

 

全身にコレステロールを運搬するLDLコレステロールが体内に増えると、それをHDLコレステロールが回収しきれなくなり、HDLコレステロールが減少すれば中性脂肪の増加を招きます。

 

HDL・LDLコレステロール

 

 

HDLコレステロールと中性脂肪はシーソーの関係

HDLと中性脂肪

 

体内に余ったLDLコレステロールが血中を浮遊し、血管内皮上のLDL受容体に付着、血管内壁へと侵入します。酸化の影響を受けたLDLは血管内壁で炎症を起こして血管を破壊、すると内皮に蓄積したLDLコレステロールを血小板が貪食、その残骸で血栓が形成されます。

 

動脈硬化の進行

 

これが動脈硬化が進行していく過程です。

 

つまりLDLコレステロールの上昇と脂質異常が相まって血管を破壊、同時にアディポネクチンが減少するといよいよ血管の傷の修復がスムースに行わずに脳梗塞のリスクが高まっていきます。

 

そして動脈硬化が進行して血管が詰まると、心臓のポンプ機能は血液をより強く全身に運ぼうとするので血圧が上がり始めます。

 

このようにして血糖値、中性脂肪、コレステロール値、血圧といった動脈硬化の危険要因は相互に関わり合い、脳梗塞の再発率を高める要因になるのです。

 

アディポネクチンの不足を発端として中性脂肪値、LDLコレステロール値、血糖値、血圧が上昇していくのが分かったので、アディポネクチンの効きをよくしておくことに越したことはありません。

 

以下は私のお客様たちも体調を改善しているアディポネクチン分泌を促すサプリメントです。よかったらご覧になってみてくださいね。

 

 

 

脳梗塞の原因と再発割合

 

脳梗塞はストレスや緊張、飲酒、疲労などが引き金となり、動脈が詰まったり細くなり過ぎたりして脳細胞に血液が供給されないことが原因となって発症します。

 

脳梗塞の再発率は以下のようにタイプによって異なります。

 

脳梗塞のタイプとその再発率

脳梗塞のタイプ

再発率

特徴

ラクナ梗塞

5%

1㎜以下の極めて細い脳血管が梗塞する。
アテローム梗塞

6%

血液中にLDLコレステロールが過多になり、血管内壁に浸み込む。すると血管内壁が破裂、血小板が集まって血栓ができる。
心原性梗塞

8%

心臓のポンプとなる心房が小刻みに動き(心房細動)、血液が淀んで凝固(血栓と呼ぶ)、それが心臓から移動して脳血管で詰まる。心房細胞があると脳梗塞のリスクは5倍高まる。

 

脳梗塞を発症後、数年経過後の再発率

脳梗塞から数年後の再発率

 

アテローム梗塞と心原性梗塞のいずれも血栓ができやすい状態にあり、発症後の危険要因(血糖値・中性脂肪・コレステロール・血圧)のコントロールが最大の鍵となります。

 

アテローム梗塞の場合は脳血管だけでなく末梢や冠状動脈など全身のいたるところに血栓ができているケースが多く、また心原性梗塞の場合は心房細動がある限り血栓が常に形成されやすくなります。

 

こうした背景により、前述したような日ごろからの脳梗塞の危険要因を効果的に抑制しておく考え方が必要なのです。

 

 

とは言っても生活習慣で脳梗塞の危険要因をできるだけ抑制するだけはなく、次のように再発予防の薬を服用し、医師の定期的な管理下において健康維持が必要です。

 

 

脳梗塞の治療

 

脳梗塞の治療は発症直後からおおよそ3つのステップに分けて行われます。

 

脳梗塞の治療

発症直後 脳梗塞部分の拡大を抑制薬、点滴、血管内治療
日常生活への復帰 リハビリ、薬
再発防止の日常生活 薬、血管の浄化、手術

 

脳梗塞のタイプによる薬の処方例

ラクナ梗塞  
アテローム梗塞 抗血小板薬
心原性梗塞 抗凝血薬 :ワルファリン、DOAC

 

ここで発症直後、4.5時間以内に限定されて投薬されるrt-PAに関して解説します。

 

rt-PAは下記のように血栓を溶解する多様な作用を持っており、「夢の薬」とまで呼ばれています。

 

rt-PAの作用機序

 

rt-PAの効果(recombinant tissue plasminogen activator)

  • 血液の凝固を溶かす
  • 脳の保護
  • 脳内の水分代謝を調整
  • 凝固そのものを抑制
  • 脳の水分代謝を調整

 

血栓を溶かすには大量のrt-PAを要し、大量を投薬した結果血管が破壊される危険性もあるため、rt-PAは決して日常的に一般人が使用できる薬ではないのです。

 

 

日常生活

 

脳梗塞が発症した後、再発防止のための日常生活はどのような点を意識するのが良いか、以下食事と運動に関して解説します。

 

 

食事

 

冒頭でアディポネクチンの分泌を促す成分をご紹介しました。

 

以下では脳梗塞の危険要因となるLDLコレステロール、血糖値、中性脂肪に関してそれを調整する食事をご紹介します。

 

LDLコレステロールを低下させる食事

 

LDLを低下させる
  • 青身の魚(EPA・DHA)
  • 大豆加工食品
  • 亜麻仁油・えごま油
  • 食物繊維
LDLコレステロールを排出
  • 野菜
  • きのこ
  • 海藻

 

 

血糖値を上昇させない食事

血糖値を低下させる食品・成分一覧

 

血糖値の考え方詳細はこちら

 

脳梗塞を発症後、日常生活の改善を行うのが大変に感じるかもしれません。

 

そんな時はブドウ糖・LDLコレステロールを繊維の中に取り込み、アディポネクチンの分泌を促して脂質の蓄積を抑制すると言われるユーグレナを活用するのもよいでしょう。

 

ユーグレナ

 

ユーグレナは食品であり、動脈硬化の危険要因となる血糖値、LDLコレステロール、中性脂肪、などを調整してくれます。

 

私のお客様でも30代前半ながらメタボを気にする方がいらっしゃいました。

 

調続きで朝起きるのもつらかった体調がユーグレナを摂取したところ3月後には調子を取り戻し、健康診断での数値も良好になっているそうです。

 

以下はユーグレナのお試し1週間セットです。よろしければご覧になってみてくださいね。

 

 

ユーグレナファームお試しセット

1週間のお試しにはシェイカーや、ユーグレナを活用したお料理本などがついてきます^^

 

 

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運動

 

ウオーキングなどゆるやかな有酸素運動はLDLコレステロールを低下させるとの実証があります。

 

 

後遺症

 

 

ESUS

 

 

まとめ

 

 

参照ソース

  • 東京大学大学院農学生命科学研究科 橋詰力ら 大豆たんぱく質βコングリシニンの抗肥満・代謝改善効果の新たな分子機構を解明
  • 大妻女子栄養大学 青江誠一郎 穀物由来の水溶性食物繊維と腸内環境の効果
  • 門脇孝 アディポネクチンと糖尿病・心疾患病のメカニズム
  • 大隈隆 脂肪の代謝とそのメカニズム