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糖尿病末期のインスリンの効きをよくする方法 | アディポネクチン

糖尿病末期患者のインスリンの効き改善法|アディポネクチンの活用

 

国内で糖尿病患者は増加の一途である一方、糖尿病末期の患者さんの実情を聞いていると「ご自身の体を治すための情報不足」がどうしても否めません。

 

糖尿病末期の患者さんに対し「本当に医師は必要な有効な糖尿病に関する最新の有効情報を伝えているのか?」が疑わしいケースが多く見受けられます。

 

ここでは長期間糖尿病で通院している末期の患者さんに向け、アディポネクチンによるインスリンの効きの良さを改善する方法に関して解説します。

 

 

 

 

 

血糖値・中性脂肪・コレステロール値がドミノのように悪化していく理由と【一括管理法】

 

糖尿病患者さんは日ごろの通院でインスリン注射のほか、コレステロール・降圧剤などさまざまな薬を処方され、「薬をたくさん飲んでいる」と思っている方は少なくないはずです。

 

糖尿病が進行していくにつれて血糖値だけでなくコレステロールや中性脂肪値も基準値を超えるようになるのは以下のとおりアディポネクチンと呼ばれるホルモンが不足して代謝異常のドミノが起きているためです。

 

アディポネクチンが不足すると起こる体内の代謝異常ドミノ現象

アディポネクチン

  • 中性脂肪が増える(中性脂肪の燃焼が低下) → HDLの減少 → LDLの過剰
  • インスリンの効きが低下する → 過剰なブドウ糖によって脂肪の合成が進行
  • 血管のダメージがあちこちで起きる → 動脈硬化症の進行
  • 末梢血管が脆くなり、心臓へ送り返す血流を多くするために血圧が上昇

 

つまり代謝異常はアディポネクチンの不足から始まるので、不足を補って正常な機能を回復すれば糖尿病の改善見込みはあると考えられるのです。

 

 

日頃糖尿病の患者さんは血糖値やコレステロール値、中性脂肪、血圧に対し、それぞれに対処していると思います。例えば血糖値を上げないように炭水化物をほどほどにしよう、とか血圧を挙げないように塩分を控えようとか。それはそれで正しい健康管理の考え方です。

 

しかし、糖尿病患者さんの多くはそのような「数十年前から知られている中学生でも知っているレベルの当たり前な事実」は知っていたとしても、肝心なアディポネクチンの存在すら知りません。もそもそもアディポネクチンの不足からスタートして代謝異常のドミノが起きているのはほぼ確定事項になりつつあるのに。

 

下の表はアディポネクチンの血中濃度が高いほど糖尿病罹患率が減少することを意味しています。

 

アディポネクチン不足と糖尿病

国立研究開発法人 国立がん研究センター

 

通常のホルモンは体重が増えるほど比例して増える性質がある一方、アディポネクチンは体重が増えるほど生成される量が減るという特異な性質を持っています。つまり、糖尿病が進行して代謝が落ちたときには、すでに代謝に関わるホルモンの効きも悪くなっているのです。

 

アディポネクチンはもともと東京大学などで進められていた格式高い研究ですが、アディポネクチン不足に関する治療薬はまだまだ開発の途上にあり、治療薬は存在していません。

 

しかしアディポネクチンを増やす方法はあります。

 

下の表は1ヶ月アディポネクチンの受容体の働きを促すサプリメントを飲んで、アディポネクチンがどれだけ増えたのかを調査した結果です。

 

アディポネクチン受容体刺激1月後

 

副作用が少ない「食品:サプリメント」としてアディポネクチン分泌促進サプリメントを私のサロンのお客様にもおすすめしており、数値がケアできただけでなく、心の負担まで軽くなったとおっしゃってました。

 

よかったら下記をご覧になってみてくださいね。

 

 

 

それではアディポネクチンに関してもっと詳細を知りたい方に向け、アディポネクチンの増やし方と、効果についてそれぞれ解説します。

 

 

アディポネクチンの増やし方

 

アディポネクチンは人の脂肪細胞で生成されるたんぱく質由来のホルモンであり、脂肪1リットルあたり10マイクログラム、他のホルモンと比較して2000倍もの生成量があります。

 

しかしたんぱく質組成のホルモンそのものを体内に摂取しても消化や代謝を経て「糖や脂肪の代謝を促すホルモン」としては働いてくれません。

 

増やすには、以下のようなアディポネクチンを増やす食品を活用するのが最も手軽です。

 

アディポネクチンを増やす食品

 

有効成分 多く含む食品
オスモチン トマト、ジャガイモ、ピーマン、さくらんぼ、りんご、キウイ
βコングリシニン 豆腐、大豆加工食品
マグネシウム セロリ、ナッツ類
ジンゲロール 黒ウコン、ウコン、ショウガ
EPA・DHA イワシ、サンマなど赤身の魚

 

問題は上の食品は「有効成分を含んでいるけれど微量でしかなく、糖尿病末期の患者さんが残された期間をできるだけ健康に過ごせるくらいのコンディションに導けるかどうか」です。

 

適量を摂取しなければ効果が望めないまま。ジャガイモや果物類にオスモチンが含まれているといっても、糖質や果糖が含まれ、過剰にかつ長期に摂取していると当然血糖値は相応になります。

 

下はアメリカの厚生労働省的な機関FDAが定める大豆食品の摂取量の目安と、それに含まれる有効成分βコングリシニンの量です。

 

βコングリシニン

 

一日1丁の豆腐を摂取し続けるのはなかなか難しいと感じるかもしれません。

 

この意味で、有効成分が濃縮された状態で、しかもカロリーも気にせずに体調管理できるサプリメントが適切ではないかと思われます。

 

 

 

糖代謝・中性脂肪の代謝を上げるアディポネクチンの効果

 

アディポネクチンは人の脂肪細胞で生成されるホルモンであり、脂肪1リットルあたり10マイクログラム、他のホルモンと比較して2000倍もの生成量があります。

 

以下アディポネクチンが、下記のそれぞれの値にどのように変化をもたらされるのかを追っていきます。

 

  • 中性脂肪・血糖値
  • HDLコレステロール
  • LDLコレステロール
  • 動脈硬化と血圧
  •  

    気になるところからご覧ください。

     

     

    アディポネクチンと中性脂肪・血糖値

     

    アディポネクチンがその受容体に取り込まれると、中性脂肪の燃焼を促す・中性脂肪の合成を抑制するといった効果がもたらされ、結果糖取り込みが向上、インスリンの効きが改善されます。

     

    adhipoamp

    Nature medicine 2002 1288

    アディポネクチンの骨格筋における図解を改変

     

     

    アディポネクチンとHDLコレステロール

     

    中性脂肪とHDLコレステロールは相関しており、中性脂肪が減ると善玉コレステロールが増えるといったシーソーの関係が成り立っています。

     

    アディポネクチンの分泌量が増えると中性脂肪の燃焼が進み、かつ中性脂肪の合成が抑制され、中性脂肪と相関関係にある善玉・HDLコレステロールは増えやすくなります。

     

     

     

    アディポネクチンとLDLコレステロール

     

    アディポネクチンが中性脂肪を減少させ、結果善玉:HDLコレステロールが増えてLDLコレステロールが減ります。

     

    つまりコレステロールのコンディションもアディポネクチンにかかっているといえるのです。

     

     

     

    別なものと考えられがちですが、実はHDLコレステロールとLDLコレステロールは全く同じ物質。

     

    同じ物質ではありますが、「全身にコレステロールを運搬するLDLコレステロール」と「回収して周ってくるHDLコレステロール」とそれぞれ役割があります。

     

    HDLがLDLを回収しきれないと、体内にコレステロールが過剰になって行きます。

     

    adhipoamp

     

    血液内に過剰なコレステロールがふわふわと粥状になって浮遊し、やがて血管内にLDLコレステロールが蓄積、LDLコレステロールの受容体に付着し、酸化の影響を受けると血管内壁を酸化LDLコレステロールが破壊して行きます。

     

    体内に過剰なコレステロールがたまると動脈硬化が進行するので、便宜上「余剰なコレステロールを悪玉」、「悪玉を回収する方を善玉」と呼んでいるだけなのです。

     

     

    動脈硬化と血圧

     

    酸化LDLによる血管内壁の破壊が進む一方、アディポネクチンが不足した体内では血管の修復が行われず、末梢血管がダメージを負い続けます。これが動脈硬化症です。

     

    末梢血管がまともに血流を通せない管になってしまっているので、心臓は余計に頑張ってそのポンプ力を高め、血圧が上がってゆくのです。

     

    アディポネクチンが不足して血管の修復が行われず、血行が低下すると、今度はしびれや冷感が起こりやすくなります。

     

    このように血糖値と中性脂肪、そしてコレステロール、血圧や末梢循環に至るまですべてはアディポネクチンの不足から起こる症状です。

     

     

    この現状を知らずして、インスリン注射、高脂血症薬、降圧剤、利尿剤などたくさんの薬を飲んだとしても限界はあるのが想像付きませんか?

    アディポネクチンの治療薬はまだまだ開発途上ですが、糖尿病末期の患者さんがアディポネクチンの存在すら知らない人が多いという現状が、日本の医療を物語っており、日本に糖尿病患者が増え続ける理由の一つでもあると感じざるを得ません。

     

     

    生活指針

     

    糖尿病末期の患者さんがどのように日常生活を送るのが良いのか、以下より
    ■食事

    ■エッセンシャルオイルの活用
    の順で解説します。気になるところからクリックしてご覧ください。

     

     

    食事

     

    糖尿病末期の方にとって血糖値をできるだけ上げないように炭水化物の摂取量管理や上げないためのコツをマスターするのは大変重要です。

     

     

    炭水化物の量

     

    糖質制限食はダイエット方法として見られる場合が多いですが、もともとの糖質制限の考え方は疾患予防から始まっており、いまだかつて正解のない類推や仮定の域を超えない議論が医学界で続いている状態です。

     

    ですから、根拠のない流行に乗って健康を害するような安易な愚行は避けるようにしたいものです。

     

    日本人にとって主食である炭水化物の代わりを探すのは実質困難で、炭水化物からのエネルギーを断つと過度なエネルギー不足ともなりかねなく、筋肉が落ちて骨折転倒などが増えだします。

     

    ここでまたFDAによる理想的な食事のとり方をご紹介します。下の表では1日のカロリー数のうち、炭水化物のウエイトが1割であるべきと示されています。

     

    FDAによる食事摂取の目安

    アメリカFDAによる食事のガイド GL2015-2020より

     

    日本人女性が白米を摂取する場合は一日にお膳で7.5割だけが「一日に摂取していい炭水化物の量」です。※一食7.5分ではありません。

     

    米が主食の日本人にとってFDAの食事のとり方のガイドは手厳しいかもしれませんが、具体的には以下のように糖質制限が考えられるのが一般的です。

     

    糖質制限の段階

     

    ゆるやかな糖質制限から、スーパー糖質制限まで段階的に摂取量を設け、個々人の満足感や体のコンディションにあわせて目標を設定すべきでしょう。

     

    炭水化物の摂取量が少ないと感じられるのは自由です。

     

    現実的な話で、下の医療機関で糖質制限食を試みたところ、「糖質の摂取量が少ないほどHba1cが低く、中性脂肪の関わるBMIも低い」とデータが出ているのです。

     

    北里研究所病院と順天堂大学病院による糖質制限

     

    北里研究病院と順天堂大学病院での糖質制限の実験

    出典:日経メディカル

     

    ※ただし、注意なのが糖質の摂取量を制限したから必ずha1cが下がる、とか中性脂肪の量が減るといった因果関係はいまだ医学界でも認められていません。

     

    >>糖質制限にまつわる最新の論文:ランセット

     

    また炭水化物の代替としてたんぱく質を摂取し過ぎると、腎臓に負担がかかり過ぎて腎機能が低下していきます。

     

    アディポネクチンの効きを良くする方法を試しながら、適切な糖質制限の考え方を踏襲、バランスの良い食事を心がけるのがよいでしょう。

     

     

    食物繊維の活用

     

    血糖値は食後・空腹時のデータから、「一定期間の血糖値の上昇具合がわかるデータ:ha1c」を重視するように移行しています。

     

    血糖値の急上昇をできるだけ避ける生活を送り続ければha1cも高くならずに済むわけです。

     

    この場合、下記のように食物繊維を含んだ食品をうまく活用して糖質を摂取するのがおすすめです。

     

    食物繊維と糖質制限

     

    食べ方の例としては「白米の中に大麦を1~2割程度混ぜる」などです。

     

    シンプルになる傾向の糖尿病食ですが、決して苦行だと思わず自分の好みで楽しんで工夫するようにしてみてはいかがでしょうか。

     

    アディポネクチンを促す水溶性食物繊維・βグルカンを含むおすすめの飲み物

     

    実は糖質を繊維に取り込んで、アディポネクチンの分泌を促すと言われている成分があります。

     

    上で紹介したユーグレナの中に含まれるβグルカンの一種パラミロンです。

     

    私のお客様でもユーグレナを日常的に健康管理の飲み物として摂取している方が多く、いつの間にかご家族みんなで飲みだしてしまったとご報告いただくのが多いです。

     

    よかったら下記をご覧になってみてくださいね。

     

    ユーグレナ・緑汁のお茶

    βグルカン(パラミロン)のほかEPA・DHAやビタミン、アミノ酸など59種類の滋養たっぷりのユーグレナ

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    GI値

     

     

    食べ順

     

    食事の食べ方を工夫すると、血糖値の急上昇を抑制できます。

     

    食べ始めは野菜など食物繊維を摂取し、胃腸に繊維をはじめに入れておくことで炭水化物の吸収を阻害したり遅らせるといった食べ方です。

     

    炭水化物は食べた時の満たされ感が大きく、空腹時に炭水化物をついつい摂取したくなるのもわかりますが、残念ながら血糖値の急上昇を自ら招いているのと同じです。

     

    また、食前に以下のお茶などを摂るようにして糖質の吸収を阻害するのもよいでしょう。

     

    ブドウ糖と構造が酷似した桑でブドウ糖の受容体αリラグターゼを阻害する

     

     

     

    エッセンシャルオイルの活用

     

    男性の方でアロマをご存知の方は少ないかもしれません。植物から採れるエッセンシャルオイルを使って体調管理に役立てる療法です。

     

    ッセンシャルオイルを植物油に希釈して、皮膚から取り込み、血流に乗せてパーソナルな心身の健康管理ができるのです。

     

    下は血糖値、中性脂肪、コレステロールの調整に役立つ精油に関するエビデンスをご紹介します。

     

     

    中性脂肪を下げる精油

     

    さきほどアディポネクチンの効果で、PPARαが登場しました。PPARαは中性脂肪の調整に関わる遺伝子です。

     

    アディポネクチンのメカニズム

     

    図からもPPARを活性化できれば、中性脂肪を抑制で貴、かつインスリンの効きを向上させるにも有効なのが予測できます。

     

    下のグラフは香辛料の精油によってPPARを活性化させている概要です。

     

    香辛料精油によるPPAR活性化

    出典:奈良女子大学

     

    この中でも一番肌に刺激が少ないカルダモン精油をおすすめします。

     


     

     

    血糖値をケアする精油

     

    下記はウコン精油を投与しながら、炭水化物を与えたマウスの血糖値の推移を取ったデータです。

     

      普通のマウス群 ウコン精油投与マウス群

    開始時

    177

    193

    2週間後

    360

    262

    4週間後

    393

    299

    株式会社カネカ

     

    ウコンのほかは、ユーカリシトリオドラ、キャロットシード、ゼラニウムなどに同様血糖値抑制ケアが期待できる精油があります。

     

     


     

    他にも下記のように糖尿病の健康管理に有効な精油があります。

     

    血管の修復を助ける キャロットシード、ローレル
    動脈硬化の抑制ケア ローレル
    LDLコレステロールの抑制ケア ローズマリー、レモン、キャロットシード

     

     

    精油による脂質異常の症例

     

    レモン、ローズマリーベルべノン、セージの精油で三週間後肝臓と腹部にマッサージオイルを塗布

     

    総コレステロール

    LDL

    HDL

    275

    150

    100

    225

    100

    90

     

    肝臓や腹部といった局所に、有用な成分を含む精油を塗布していくと、上のような結果が期待できるでしょう。

     

    なお、くれぐれも皮膚を強く押したり強くマッサージするのは避けてください。脆くなった血管が壊れてしまいますので、ここではマッサージオイルを肌の上にぺたぺたと置くだけに留めておきましょう。

     

     

    Memo マッサージオイルのつくり方

    上でご紹介した精油は、植物油に希釈してマッサージオイルとして使用します。
    マッサージオイルのつくり方は下記のとおりです。

     

    1. コスメボトルの空容器<50㏄>を用意する
    2. スイートアーモンドオイルなどの植物油を50㏄入れる
    3. 精油を25滴垂らす

    なお、糖尿病末期の方はマッサージオイルを活用して「オイルを皮膚に置く」ような感覚でオイルを塗布してみてください。

     

    強く皮膚を触ったり、強くマッサージすればするほど動脈硬化で脆くなった血管が余計に破壊されます。

     

    お気をつけてお取組みされますように。

     

     

    糖尿病末期の状態

    代謝異常症候群
    閉塞性動脈硬化症

     

    糖尿病網膜症
    糖尿病腎症
    糖尿病神経障害