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過敏調整症候群IBSにサプリなどを活用して完治を目指す・その治し方

下痢型過敏調整症候群IBSにサプリ等を活用して完治を目指す・治し方

 

下痢型過敏性腸症候群IBSの男性


下痢型過敏性腸症候群IBSについてサプリなどを活用した治し方をご紹介しています。 病院で行われる治療は痛みを抑制するに限り、下痢型過敏性腸症候群IBSの症状が消えてなくなるわけではありません。
ここでは特に下痢型過敏性腸症候群IBSを患う男性がどのように症状を緩和して行けばいいのかを分かりやすく解説しています。

 

執筆者情報:薬学の専門職療法家雨宮悠天 

雨宮悠天

堀江貴文氏やビルゲイツ氏、ミッシェルオバマ氏が登壇するtedxにてプレゼンテーション・登壇する。医師や製薬会社の依頼で講演を行うなど、質の高さとわかりやすい解説で高評価を得ている。療法のスタンスは確証性の高い科学的根拠や実際の療法実績に基づき、自らの位置づけを体の悩みを抱える人の道案内人とする。壮絶な体調不良が治癒しなかった経験から、医療の位置づけを「必須の応急処置」とし、体の復古に「身体の自然治癒力と均衡を保つ力」が重要であると痛感。この体験から自ら経営するサロンでも多角的なアプローチを取って日常生活に支障が少ない寛解へと導くのを日々のライフワークとしている。

 

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSが仕事中も気になってしまう男性へ

 

下痢型の過敏性腸症候群IBSで常に不安を抱えながら日常を送っている男性は驚くほど多くいます。過敏性腸症候群IBSの有症率は13.1%、下痢型と便秘型と混合型のうち、下痢型には多くの男性疾患者が占めているんです。

 

大事なプレゼンの前や満員電車の移動中に過敏性腸症候群IBSでお腹が下って下痢になってしまったら? と考えて不安になり、仕事を含む日常生活に支障を抱える男性は辛いものです。きっと薬を毎日飲みながら、「薬を一生飲み続けなければならないのだろうか?」と思っているのかもしれませんね。

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSは以下のように「消化器系と神経系が関わり合って(脳腸相関)」負のスパイラルが起きる病気です。

 

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの負のスパイラル

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSではお腹が下るという「消化器系の不調」という目に見える形の病状に、


「腸内環境の悪化によって雑菌が容易に腸内に侵入して内臓の知覚過敏や粘膜の炎症(腹痛)」が起こり、


「ストレスで神経が高ぶって大腸の平滑筋が収縮、ストレス反応としてセロトニンが大量分泌して大腸の動きが過敏になる」という「脳腸の負のスパイラル」が起こっています。

 

 

 

脳腸の負のスパイラル機能的悪循環の形成

消化器系

 

腸内環境の破綻(dysbiosis)による

菌の侵入・内臓の知覚過敏と粘膜炎症

中枢神経系

 

ストレスの情報が脊髄を通して

脳内と腸内で情報が過多な状態

原因
  1. 腸内環境の攪乱
  2. 病原菌が要因に腸粘膜内に侵入(①)
  3. 腸の神経を刺激する化学物質の大量発生(③)
  4. 腸内の脱水
  5. 内臓の知覚過敏
  6. 腸粘膜の炎症(①)
  7. 腸内環境の悪化
  1. ストレス反応で脳腸ホルモンCRHが神経を刺激
  2. 大腸の平滑筋収縮(④)
  3. ④が⇒脊髄⇒脳へと伝播
  4. ストレス対処のために腸でセロトニンが大発生
  5. 大腸の過敏な運動
  6. 腹痛に対する神経機能が変化
  7. 痛みのメカニズムの誤作動(②)
治し方

血流低下と痛みのループ

【薬以外の化学療法】
バイオジェ二ックスサプリメントの摂取(①)

 

【食事療法】
悪化を防ぎ、かつ生命力を上げる食事
食物繊維が豊富な食事

【心理療法】
心理的満足感(愛着) 、脱ストレス(④)

 

【薬以外の化学療法】
痛みのメカニズムの保護としてEPAのサプリメントの摂取(②)

①・③・④【心理療法と化学療法】
腸粘膜を刺激する化学物質を抑制する成分を含んだマッサージオイルによるリンパドレナージュ
※この療法はサーカディアンリズム(恒常性)と自律神経の安定に役立つ。

CRH:Corticotropin-releasing hormone

 

上の表では脳腸の負のスパイラルが起こっている下痢型 過敏性腸症候群IBSの病状に対して、具体的治し方を挙げており、以下その詳細を解説していますので、薬以外で下痢型 過敏性腸症候群IBSの治し方を知りたいと考える男性はまず取り組みやすいところから始めるのがおすすめです。気になるところからクリックしてご覧ください。 

 

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの治し方

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの治し方目次

 

薬以外の化学療法:サプリメントなどによるケア

 

 

④自律神経のケアと心理療法

■自律神経のケアと恒常性のケア:リンパマッサージ
■心理療法:愛情を十分に受けるケア?

 

⑤食事療法

■症状を悪化させる食事をとらない:FODMAP
■生命力を賦活させる食事

 

 

薬以外の化学療法:サプリメントなどによるケア

 

 

①バイオジェネ二ックスのサプリによる腸内環境のケア

 

 

腸内環境がどの程度 下痢型 過敏性腸症候群IBSに影響を与えているのかは男性患者さんに重要な問題です。

 

本来日々の食事には相応の雑菌が潜んでいますが、健康な人は「腸内細菌が腸粘膜を厚く覆っているために雑菌が腸内に侵入せずに済んでいます」。また腸粘膜を厚く覆った腸内細菌が免疫細胞を刺激して免疫が活性化しているので、多少の雑菌が食事に含まれていたとしても免疫細胞の食作用で雑菌が殺されます。

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSでは腸内環境が破綻しており(dysbiosis)、腸内に1kg存在していると言われる「腸内細菌が雑菌から腸を守る盾の役割を果たせていません」。つまり下痢型 過敏性腸症候群IBSでは腸内細菌の悪玉が圧倒的に多くなり、食事から摂取してしまう雑菌が簡単に腸内に侵入してしまっているのですね。

 

↓左は健常者、右は腸内環境が破綻して病原菌が腸内へ浸透している

腸内粘膜

腸内に善玉菌が多いと、腸粘膜表面に存在するたんぱく質が 尾を持つ腸内細菌 にくっつき、腸に保護膜を構築・自由な運動を制限して細菌の侵入を制御してくれる

 

出典:大阪大学、日本医療研究開発機構、科学技術振興機構

 

ですので下痢型 過敏性腸症候群IBSで苦しむ男性にはビフィズス菌や乳酸菌サプリを活用した腸内環境のバランスケアとして乳酸菌発酵物(バイオジェニックス)による治し方をおすすめします。これはサプリメントの形で摂取すると便利。

 

 

現在腸内環境をケアするサプリメントは豊富にありますが、下痢型 過敏性腸症候群IBSのためのサプリメント選びで気を付けたいのが以下の3点。

 

腸内環境をケアするのサプリの選び方ポイント

  • 元から生息している腸内細菌に追い出されない(既存の腸内細菌の縄張りを分けてもらえる)
  • 生産物として酢酸をつくらない(酢酸の増加が下痢型 過敏性腸症候群IBSの重症化を招く)
  • 胃酸や熱に負けない

 

よって下痢型 過敏性腸症候群IBSでは以下のように乳酸菌発酵物と呼ばれるバイオジェニックスが有効と言えるでしょう。

 

主なバイオジェニックスとプロバイオティクスの種類と特徴

 

バイオジェニックス

乳酸菌発酵物

サプリメント

プロバイオティクス系

サプリメント

ビフィズス菌

乳酸菌

酸素がある場所で生息可能か

×

元から住んでいる腸内細菌に追い出されない?

×

ビフィズス菌と乳酸菌は生きたまま腸に届いても通過するだけと言われる通過菌

胃酸や熱への耐性

×

主な生産物(代謝産物) 乳酸菌の生産物そのものがバイオジェニックス 乳酸+酢酸⇒ IBSの悪化 乳酸

 

既存の悪玉腸内細菌に縄張りを分けてもらえない乳酸菌サプリや、ストレスによる胃酸過多で負けてしまうサプリを飲んでも無意味、どんな条件にも負けずに作用を発揮するバイオジェニックスが有効です。

 

ここでは希少なバイオジェニックスのサプリメントとして下記をおすすめします。私のサロンでも腸内に不安を持つ方がお飲みになって「便が変わりました。付録の便の見本帳に載っている理想形に近づいているのが分かって嬉しい」と仰っていました。よかったらこちらをご覧になってみてくださいね。

 

■乳酸菌発酵物バイオジェニックスのサプリメント

 

 

乳酸菌発酵物バイオジェニックスサプリの効果

 

効果の実証

  • ステリルグルコシドの下痢型 過敏性腸症候群における不安ケア(2014年ヘルスビジネス掲載
  • 善玉菌の増加35%、悪玉菌の減少26%(4週間の継続摂取の結果)
  • 腸内の腐敗臭物質インド―ルの抑制25%(4週間の継続摂取の結果)
  • 腸内を強酸性から弱酸性へと導き、腸の蠕動運動の正常化をもたらす

出典:フローラ不老長寿研究会

 

乳酸菌発酵物の原料・発酵物に含まれる有効成分

 

乳酸菌発酵物の原料:16種37株の乳酸菌とビフィズス菌

  • ロンガム
  • Bビフィダム
  • Bアドレスセンティス
  • Lアシドフィルス
  • Lブレビス
  • Lジェンセニ―
  • Lバラカゼイ
  • Lガッセリー
  • Lデルブリッキ
  • Lヘルベディカス
  • Lラクティス
  • Lガゼイ
  • Lラムノーサス
  • Lデルブリッキ
  • Eフェシーム
  • Sサーモフィルス

↓人の腸内と同じ環境で発酵させる↓

乳酸菌発酵物の主な成分とその効果

  • 酪酸腸の炎症を抑制(①)

  • 必須アミノ酸等:炎症で傷付いた腸の上皮細胞の修復※3

  • ビタミンB群:アミノ酸の上皮細胞の再構築の補助

  • 有機酸:菌や発がん物質の抑制で腸内環境調整(①)

  • 短鎖脂肪酸:腸内にガスを発生させる糖代謝を促進(⑤)

  • αリノレン酸痛みのメカニズムの正常化(②)

  • ステアリルグルコシド抗ストレス効果(④)

 

■乳酸菌発酵物バイオジェニックスのサプリ

 

 

では腸内環境の悪化を放置して下痢型 過敏性腸症候群IBSにどのように、どの程度影響を及ぼすか?を解説します。

 

 

腸内環境の悪化を放置、悪玉菌の腸内細菌が多いままだと下痢型 過敏性腸症候群IBSにどう影響するか

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの腸内環境の悪化の末にあるのは腸粘膜の著しい炎症です。

悪玉菌の腸内細菌多いと下痢型 過敏性腸症候群IBSにどう影響するか

  1. 腸内環境に悪玉菌が増え、善玉菌が減る
  2. 腸内細菌のバランスが崩壊し病原菌から腸粘膜を保護する盾を失い、病原菌が簡単に腸内に侵入してしまう(①)
  3. 病原菌が肥満細胞を刺激して脱顆粒が起こると、ヒスタミンやサイトカインが発生、腸内の血管を刺激(③)
  4. 腸内の脱水(血液中の液体成分が漏れ出る)
  5. 内臓の知覚過敏(粘液の分泌が進み、腸のセンサー”知覚”がむき出しになって過敏になる)
  6. 腸粘膜の炎症(①):痛みの発生

左下が腸粘膜の炎症

腸粘膜の炎症

出典:※

下痢によって大量の水分が体外に排出され、適切な水分量を維持できないがために、腸の痛覚のセンサーがむき出しになって過敏になり、粘膜の炎症と痛みが起きています。

 

一般的には食事からの病原菌が及ぼす炎症反応は食あたりのように一過性のものですが、下痢型 過敏性腸症候群IBSにおいては低レベルの炎症反応が持続的に神経管の神経を刺激して発症させています。

 

※ちょうど花粉症でもヒスタミンやサイトカインの異常と炎症反応(アレルギー)が発生しており、かつ腸内細菌のバランスが崩壊している点が共通して参考になる。

 

ここまで腸内環境の悪化が痛みの元凶となるとは予想もできなかったかもしれませんが、下痢型 過敏性腸症候群IBSの日常生活で腸内環境の破綻は非常に高いリスク要因なのです。
食事は体を維持するために不可欠、そして精神的な満足感を得るためにも大切ですが、そのたびに腸内にリスク要因である病原菌におびえてしまっては食事も楽しめません。ですから、下痢型 過敏性腸症候群IBSでは腸内細菌のバランスが破綻し、悪玉菌の割合が圧勝してしまっているので、サプリメントの力を借りて善玉菌を増やす必要があります。

 

■乳酸菌発酵物バイオジェニックスのサプリメント

 

 

②痛みのメカニズムを再構築するためのEPAサプリ

 

ここからは下痢型 過敏性腸症候群IBSに起こる脳腸の負のスパイラルで起きている神経症状について解説します。

 

本来 痛みが発生した時に脳内にセロトニンなどの痛みの抑制物質が効果を発揮しますが、痛みがループしやすい下痢型 過敏性腸症候群IBSでは、脳内の「痛みのメカニズム」が正常に働かない場合が多くなり、痛みが抑制されていません。

 

セロトニンは麻酔薬モルヒネの6倍の鎮痛効果を持つと言われますが、脳内でそれが機能していれば下痢型 過敏性腸症候群IBSの不快な症状も和らいでいるはずなのです。

 

痛みのメカニズム

出典:日経サイエンス1998年9月

 

セロトニンなどの痛みの抑制物質は脳内のシナプスと呼ばれる「痛みの抑制物質をなかだちする管」の間を行き来していますが、痛みが発生しやすい下痢型 過敏性腸症候群IBSではストレス過多によってシナプスに強力なダメージが発生しています。

 

痛みのメカニズムを正常化し「シナプスの保護としておすすめはEPAのサプリメント」。

 

 

なぜEPAのサプリメントが下痢型 過敏性腸症候群IBSに有効なのか?

 

痛みが発生しやすい下痢型 過敏性腸症候群IBSではストレス過多によってシナプスのミトコンドリアに強力なダメージを及ぼす活性酸素が発生しています。

 

シナプス

 

事実、下痢型 過敏性腸症候群IBSの患者さんはストレス過多になり慢性的な疲労感を抱えている人が多いのではないでしょうか。それがストレスからくる疲労だとおおよその予測はついていると思いますが、何時間寝貯めしても疲れが取れない、ビタミンや栄養を摂取しても倦怠感を抱えたまま、といってことはよくお聞きする話です。

 

実は下痢型 過敏性腸症候群IBSに起こりやすい慢性疲労の実態は、(痛みや不安などによるストレスなどで発生する)活性酸素が脳のシナプス自体にダメージを及ぼして発生する炎症反応

 

脳疲労のメカニズム

 

よって下痢型 過敏性腸症候群IBSの症状において「活性酸素によるダメージ」をケアしない限り、慢性的疲労はおろか痛みのメカニズムも正常に働かないのです。

 

この活性酸素を消去するケアに適しているのがEPAのサプリメント。通常は脳関門によって脳内に入る物質が制御されており、奇跡的に脳内に入りかつ活性酸素を消去する物質がEPAとされています。

 

下記は「EPAやDHAなどを活用し、長期記憶の貯蔵庫と呼ばれる海馬の中の過酸化脂質を減少させた実験」です。活性酸素の元になる物質を減らすと、記憶のエラーまでも減ると言うのですね。

 

脳疲労

出典:島根大学 橋本道男教授

 

セロトニンなど脳に情報を伝達する装置をシナプスと呼び、それは「たのしい」「うれしい」「やりがいを感じる」などの情動をつくり出すのです。

 

下記は痛みを専門的に扱う私のサロンのお客様達がよくお飲みになっているEPAのサプリメント。「医師が監修しているメルマガなどの情報も役に立つ」と仰る方が多いんですよ。よかったらこちらをご覧になってみてくださいね。

 

■東大医学部付属病院医師が監修EPAのサプリ

 

EPAは消費者庁が「心血管疾患リスク低減」および「血中中性脂肪低下作用」に有用として認めたAランクの格付けを持っており、「生活習慣病予防の栄養素」としても認められています。

 

 

下痢型 過敏性腸症候群IBS患者の神経で起こる痛みのプロセス

 

下痢型 過敏性腸症候群IBS患者の中枢神経で起こる痛みのプロセスは以下のとおりでした。

下痢型 過敏性腸症候群IBS患者の神経で起こる痛みのプロセス

 

  1. ストレスにより脳腸ペプチドCRH※が異常に発生、交感神経が優位に
  2. 大腸の平滑筋が収縮(④)
  3. 消化管の内圧が上がって感覚神経が刺激される、これが脊髄を経て視床へと伝わる
  4. CRHがストレスホルモンACTHを増加させ、ストレスに対処するために腸内でセロトニンが大量分泌
  5. 大腸の過敏
  6. 中枢神経のネットワークの変化による痛みのメカニズムの誤作動が起こりやすくなる(②)

腸と交感神経・脊髄

出典:※

 

※下痢型 過敏性腸症候群IBSでは、脳と腸内にたんぱく質ホルモンCRHが共通して増えており、これが交感神経を優位にさせている(たんぱく質ホルモンCRHはストレスホルモンACTHを刺激してストレス体質を形成)

 

また交感神経の優位状態は以下のとおり痛みの無限ループを招きやすくなっています。

 

交感神経が優位になると起こる「痛みの無限ループ」

  1. 交感神経の優位
  2. 血管収縮による筋肉(平滑筋含む)の硬直
  3. 血流の低下
  4. 体組織の酸欠
  5. 痛み物質の増加
  6. 知覚過敏(痛みの知覚)

 

■痛みのメカニズムを正常化させるEPAのサプリ

 

交感神経が優位(ストレス過多状態)からスタートして痛みの物質がつくられると言ってもいいでしょう。下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性患者さんが上の痛みの無限ループの症状をどの程度自覚しているかは別として一般的に交感神経が優位になると痛みは無限にループしやすいのがわかります

 

前述した通り大腸の炎症が大腸の知覚過敏(痛み)として伝わります。その知覚過敏が腸に属する神経(DogielⅡ型神経と腸抑制反射神経)を刺激、その刺激が交感神経、脊髄を通って脳へと伝わっていきます。

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの痛みは無限にループしやすく、常に脳内の痛みのメカニズムを変化させる要因です。※2

 

自律神経によって動かされている腸はストレスに弱い臓器と言えるでしょう。下痢型 過敏性腸症候群IBSにおいて意思で制御できない痛みとして腸で発生した発痛信号は「脳内の情動の座偏桃体」と連合して下痢型 過敏性腸症候群IBSのみならずストレス疾患の原因ともなります。*偏桃体は感情を表出する場所

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性が仕事上ストレスの対処が難しいと考えられる場合は、痛みのメカニズムの正常化としてEPAのサプリメントを脳保護目的で取られるのがおすすめです。

 

■東大医学部付属病院医師が監修EPAのサプリ

 

ガンマリノレン含有のサプリによるケア

 

ガンマリノレン酸含有ユーグレナサプリ

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性の消化器では「腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が優位になっているゆえに病原菌から腸内を守る盾を失って炎症を起こしている」と前述しました。

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの腹痛の一因はこの炎症にあり、炎症の原因には「サイトカインの過剰発生」があります。

 

下のとおりガンマリノレン酸は体内で抗炎症成分へと変化し、下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性の消化器で起こっている炎症を沈めるケアに役立つのです。

 

ガンマリノレン酸カスケード

ガンマリノレン酸の体内における代謝経路

 

希少なガンマリノレン酸はユーグレナサプリに含まれており、またユーグレナには下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性が必要とする水溶性食物繊維やアミノ酸、ビタミン群などが豊富なので、栄養の補助としてもおすすめできます。下記は私のサロンのお客様たちが健康管理に、と始められて家族で飲むようになったと仰る方が多いユーグレナサプリです。よかったら下記をご覧になってみてくださいね。

 

■γリノレン酸や必須アミノ酸など59種の栄養分を含むユーグレナサプリ

ガンマリノレン酸含有ユーグレナサプリ

 

 

自律神経のケアと理療法

 

  • リンパマッサージ:自律神経と恒常性のケア
  • 心理療法:十分に愛情を受けるケア?

リンパマッサージ:自律神経と恒常性のケア

 

リンパマッサージ

 

外の環境が変化しても体内の状態を一定に保つ機能は恒常性と呼ばれており、下痢型 過敏性腸症候群IBSではストレスから恒常性を崩しやすく、病状の回復を困難にする原因とも言えるでしょう。

 

恒常性は「自律神経による調節」と「体液を介したホルモン性の調節(代謝機能)」から成っています。

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSではストレスから交感神経が優位になっており(自律神経のバランス欠如)、この状態は筋肉を硬直させて痛み物質を増やすので、リンパマッサージなどの筋肉の硬直をほぐすようなマッサージ・施術をお受けになるのがおすすめです。

 

リンパマッサージはリンパ管に沿って末梢から心臓に向かって体液循環を流していく一種のマッサージ。ちょうど硬直した体をほぐすとリラックスできて、下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性が抱える痛みのループのリセットにつながるんですね。

リンパマッサージ

 

リンパマッサージの効果は主に以下の3点を軸に恒常性を向上させる点にあります。

リンパドレナージュの効果:恒常性の向上

  • リンパをごく軽く刺激し、筋肉・内臓・神経系そのものに影響を及ぼして各機能を向上させる
  • 自律神経のバランスを整え、ホルモン分泌を調整、心理的安定に導く
  • 末梢の血流を心臓側に戻し、心地よい状態に導いて脳内の不快な信号やストレスを減らす

 

リンパマッサージでは前述の【ガンマリノレン酸が含有されている月見草オイル】と【ヒスタミンの抑制効果がある精油成分カマズレン】を使用するのがおすすめ。

 

腸の炎症と痛みの抑制ケアができるマッサージオイルの作成方法

月見草オイル50ml + カモミールジャーマン精油30滴

 

【サイトカインの異常発生を抑制ケアガンマリノレン酸を含む月見草オイル】


 

【ヒスタミン抑制ケア効果のカマズレン含有カモミールジャーマン精油】


 

恒常性や自律神経は目に見えないとらえどころのないシステムのようにも思えますが、実はそれらが本調子にならない限り過敏性腸症候群IBSの病状は完治しません。そのくらいの気持ちで恒常性やジルつ神経のの回復に努めるように意識するのが大切です。

 

リンパドレナージュのマッサージはお近くの専門店で行っていただくとよいでしょう。


※女性のリンパドレナージュでしたら下記でお受けいたします。

 

リンパマッサージお問い合わせ

 

 

【補足】心理療法:愛情を十分に受けるケア?

 

エピゲノム・愛着行動

 

報告によると過敏性腸症候群IBSの症状を持つ齧歯類の子供は「母親からの愛情を十分に受けると、ネガティブな神経回路が弱まり、恒常性もよく保たれてストレスが減る」と言います。一方齧歯類の子供が母親から十分な愛情を受けないと、恒常性は脆く崩れてストレス過多になるそうです。

 

これは齧歯類の子供に不安が増強し、前述ストレスホルモンACTHにシグナルを伝えるCRHが増えてしまう所に原因があり、過敏性腸症候群IBSが薬だけで治るわけではない症状だと想像がつくでしょう。

 

また報告では齧歯類の愛着行動による過敏性腸症候群IBSのケアが人間にも適用できると指摘されています。大人の過敏性腸症候群IBS患者さんにとっては、お子さんやパートナーなどの家族、独身男性の場合は恋人や愛着が持てるペットなど、愛情の対象となる存在が大切ではないでしょうか。

 

過敏性腸症候群IBSの患者さんは真面目で勤労な方が多く見受けられますが、愛する人との一緒の時間を大切にするのもおすすめです。

 

 

食事療法:FODMAP

 

下痢型 過敏性腸症候群IBSの男性が食事で気を付けたいのは「病気を悪化させるような食事をしない」といった点。

 

以下を指針にして下痢型 過敏性腸症候群IBSの食事療法とするのがおすすめです。

 

推奨されている食事:腸内で発酵しやすいFODMAPを避ける


  • F: fermentable 発酵物
  • O: oligosaccalides オリゴ糖
  • D: disasaccalides 二糖類
  • M: monosaccalides 単糖類
  • P: and polyos ポリオール

■糖類の分類

糖類の分類

出典:kinntoreprotein.com

 

糖類の分類を見ると、ほとんどが制限されるようになりますが、米・小麦・芋類などに含まれる多糖類はFODMAP制限食事法でNGとされていません

 

FODMAP制限食事法を実践した場合の過敏性腸症候群IBSの体調は以下のとおり。

 

IBS患者と健常者にFODMAP制限食事法を21日実践してもらう。グラフは腸の具合を数値化

過敏性腸症候群fodmap

出典:※

 

A

IBS患者の消化器症状

B

健常者の消化器症状

実践:FODMAP制限食事法開始前

高値

 

ほとんど変化なし

点線:FODMAP制限食事法の実践

症状の減退

 

 

避けたい食事

  • トウガラシ(カプサイシン)などの刺激物
  • コーヒー・アルコール
  • 過度な脂質:内臓知覚過敏を招く

 

日々の食事で何を摂取するかで、下痢型過敏性腸症候群IBSの症状は変わってきます。まずは上の表を片手に食事に気を遣いながら、体を労わってみてはいかがでしょうか。

 

 

まとめ

 

①バイオジェニックスのサプリメント:腸粘膜に菌が侵入しない盾を構築

 

②EPAサプリメント:痛みのメカニズムを再構築

 

③ガンマリノレン酸:痛みのメカニズムを正常化

ガンマリノレン酸含有ユーグレナサプリ

 

参考

腸内細菌の体への影響

 

 

作用

体への影響

善玉菌

  • ビタミンの合成
  • 消化吸収の助け
  • 感染防止免疫の刺激
  • 健康維持
  • 老化予防

悪玉菌

  • 腸内の腐敗
  • 細菌毒素の発生
  • 発がん物質の生産
  • ガス発生
  • 病気の引き金
  • 老化促進

ref/大塚製薬

 

 

参考文献

※東北大学大学院 福土審 日本消化器病学会誌111巻
※2 痛みが常に脳内のシナプスを刺激しているので、ダメージを負ったシナプスが別なシナプスを選んだり(シナプスの継ぎ替え)、ダメになりかけたシナプス細胞が滅失したり(シナプスの細胞死)、常に中枢神経のネットワークの改変が起きています。これが下痢型 過敏性腸症候群IBSの痛みの感じ方を変化させる要因です。

 

ほか
・東京医科歯科大学 井塚裕之
・大阪大学 腸内細菌の大腸組織侵入を防ぐメカニズム
ここでは腸の上皮細胞に存在するたんぱく質がしっぽを持つ腸内細菌にくっつき自由な運動を制限して細菌の侵入を制御していると解説されています。1Kg存在している腸内細菌は免疫の最前線、腸粘膜を厚く覆って細菌が大腸内に侵入しないように見張りをしています。

 

 

※3 腸の上皮細胞の密着結合に必要なたんぱく質の発現低下を回復させる